うつ病になってから感じる怒りへの上手な対処方法

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うつ病になってから、私は怒りの感情に振り回されることがとても多くなりました。

本当にちょっとしたことでイライラしてしまって、些細なことに憤り、友人や家族に迷惑をかけてしまっていました。

 

 

そのことで自己嫌悪を感じ、更にうつが悪化するという悪循環に陥っていたのですが、考え方を少し変えるだけで、怒りへの対処ができることがわかりました。

 

 

今日は、そんなうつ病の方が感じる怒りの対処方法を伝授します。

なぜイライラするの?怒りの原因を理解しよう

わけもなくイライラする事は実はありません。

例えば歩いていたら肩がぶつかったとか、手が滑ってコップをおとしてしまったとか、理由は考えてみると見つかるものです。

 

 

かくいう私も最初は意味もなくイライラすると思っていました。

母親の返事がむかつくと思うようになったり、お皿を割ってしまって怒りを感じたりと、うつだと分かる前よりもカッとなりやすくなってしまい、怒りをおさえつけることに一苦労していたのです。

 

 

怒りをおさえきれないのは自分が変だからではないかと思っていたので、主治医におこりっぽくなったことを相談できたのは、カウンセリングを受け始めてから半年後のことでした。

今思うと、もっと早くに相談しておけばよかったのですが、その当時の私はそこまで考えがまわらなかったのです。

 

 

主治医に相談してみると、怒れたんだ!偉いじゃないか!と言われました。

ずいぶんとピントのずれた返答に感じてしまい、私はまたイライラしてしまったのですが、その時の表情の変化を主治医は見逃さなかったのです。

 

 

「今僕の言葉にイライラしたでしょ?それを我慢するからイライラが悪化するんだよ」

 

 

   

イライラの悪化は、蓄積する怒りにある

主治医の言葉に、私は思わず刺々しい言葉で返事をかえしていました。

先生は、それをうんうんと笑顔でうけながし、それが更にむかつき私は今まで感じていたむかつく点をとにかく指摘し続けました。

 

 

散々怒鳴り散らしてから、もう言うことがないとなって口を閉ざした時、先生は笑顔でこういいました。

今ちょっと、スッキリしてるでしょ、と。

 

 

そう、たしかに私はスッキリしていました。

怒りはしぼんでいたのです。

ですが、そのかわりに怒りの爆発に翻弄されてげっそりとした私の顔を見て、先生はこう教えてくれました。

 

 

怒りが爆発して、一気に体から出てくると疲れちゃうでしょ。

これからは小出しに怒りを出していく練習してみよう、そうしたら疲れずに怒りを出しちゃうことができるから、先生はそう言ってくれました。

 

 

怒りを小出しにする方法

最初のうちはとても難しかったのですが、慣れてしまえば簡単なことでした。

イラッとすることがあったら、それを溜め込まないようにしてその場で嫌だと感じた事を言えばいいのです

 

 

口に出したりため息をついてもおさまらない時は、私は関係ないことをして気を紛らわせるようにしました。

好きな音楽を爆音できいてみたり、お菓子をたくさん食べてたり、ストレスの発散をその場でしてしまうのです。

 

 

気がつくと、さっきまでの怒りはしぼんでいて、私は随分と生きるのが楽になっていました。

 

 

よく周りを見てみると、友人や家族はそうやって生きてきていました。

例えば、友人は上司に今日こんなことをいわれた、とSNSに愚痴を書き込んでいたりしましたし、皿洗いが嫌だと感じた母親はまずテレビをみて嫌な気持ちを紛らわせていたのです。

 

 

嫌なこと、ムカッとくることはその場で吐き出しちゃいましょう。

やりたくないことは、すぐにやらなくていいんです、どうしてもやりたくない時は別の事をしてもいいんです。

 

 

まとめ

怒りの感情に翻弄されて、うつ病だからこんな風に辛いんだと思うことがよくあります。

ですが、まずなぜイライラするのかを考えてみて下さい。

その時にそのイライラを溜め込まないで、口から吐き出しちゃいましょう。

 

 

怒りを小出しにしていくやり方を覚えてしまえば、怒りにがんじがらめにされてストレスを溜めにくくなりますよ。

最初は少しずつでいいので、怒りを溜め込まないように、思ったことを口に出してみましょう。

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