こんにちは、タツヤ(@xxodatatsuyaxx)です。
*注意: 今回の記事は、子供を作ることを否定しているわけでも、逆に肯定しているわけでもありません。
子供を作る理由は、結局のところ人それぞれだと思っています。
ただ、ぼくなりの考えを今回の記事では書いています。
子供って、かわいい存在ですよねー。
ぼくは、どちらかといえば中学生以上で少し難しいことを話せる感じの方が好きなのですが、遠目に見ていてかわいいなと思うものです。
独身街道まっしぐらなぼくですが、世間的に言えば結婚して当たり前、子供を作って当たり前なのかなと感じています。
別に、それを否定したい気持ちも肯定したい気持ちもさらさらなくて、先ほどの通り結局人それぞれだと思っているんですよね。
ただ、世間的に言う子供を作る理由・意味が少し歪んでいると感じているので、今回はそちらについてぼくが感じていることをご紹介したいと思います。
*前提になりますが、今回の記事をご覧の方は「なぜ子供を作らなければいけないの?その理由は何?」とお感じの方かと思いますので、そういった方を対象に書いています。
目次
子供を作る理由は人によってさまざま
まあ、当たり前ですが、子供を作る理由は人によってさまざまだと思いますねー。
「人は子供を作る、そういう本能がある!」という説もあれば、他にもいろいろ説があるようなので、以下ではそれをご紹介しています。
子供を作る理由1: 本能説
どうやら、「子供を作る理由って何?」という方は意外に少なくないようで(最近は、子供を作らない家庭も増えていますよね)、悩んでいらっしゃる方もいるようです。
ぼくがYahoo知恵袋や教えてgooを拝見した限りで一番多かったのは、「本能説」です。
つまり、「子供を作るのに理由も意味もない!本能なんだ!」ってことだそうですね。
うーん、ぼくの考えとは似ていなくもないですが、違いますね。
本能と言われて「うーん」と考えてしまう理由なのですが、本能であれば、全国民が子供を作っていてもおかしくないんですよね。
例えば、食欲をはじめとする五大欲求なんてものがありますが、あれがまさに本能だと思うんですね。
ぼくは食べ物が好きですが、たしかに毎日食べたいと思うものです。
ただ、子供を作りたくないという人がいる以上、本能とは違うと考えることができると思いませんか?
少なくともぼくはそう考えちゃいますね。
子供を作る理由2: 遺伝子を残す説
遺伝子を残すために子供を作る、どうやらこういった意見もあるようです。
聞いただけで昔っぽいなと思ってしまうのはぼくだけでしょうか。
ホリエモンによれば、今の結婚制度しかり遺伝子を残すというのも、太陽に支配されていた時代の名残だそうです。
家族総出で米を作らないと死んじゃう、そんな状況にあったので、結婚しかり遺伝子を残さなければいけなかったということなのでしょう。
ただ、今はそういった時代ではありません。
仮に遺伝子が残らなくても、良くも悪くもさしたる問題がない時代ですよね。
子供を作る理由3: 老後説
いろんな意見があるわけですが、どうやら「老後のために子供を作るんだ」という方も少なからずいらっしゃるようです。
たしかに、老後は体の自由が利きませんし、お子さんが介護してくれればさぞ楽でしょう。
ただ、介護のために子供を作るというのは、ちょっと自己中心的ですよね。
ちなみに、ぼくはフィリピンに留学したことがありますが、貧困からか子が親を支えるというのは割と普通のようです。
また、子供もそれが当たり前だと思っている感じでした。
キリスト教という宗教柄なんでしょうね。
子供を作る理由4: 単に子供が欲しいから説
先程のYahoo知恵袋や教えてgooを拝見する限り、意外に少なかったのがこちら笑
「理由も意味もない!単に子供が欲しいから作るんだよ!」ということですね。
日本では本音と建前なんて言葉があるくらいですが、本音としては単に子供が欲しいから子供を作るのだろうとぼくも考えています。 そして、それで良いのだと思います。
もちろん、子供がないがしろになってはいけないという前提です。
要は、私利私欲を満たすために子供を作るというのは、子供がかわいそうということです。
まあ、言うまでもないですよね。
子供が欲しいから子供を作る、子供が欲しくないから子供を作らないんじゃないの?子供を作る理由が単純なのに複雑な理由
さて、これまでの中でどれが一番しっくりきましたか?
個人的には4なのですがいかがでしょうか?
ちなみになのですが、別に1でも2でも3でもなんでもいいと思うんですよね。
人それぞれですから。
ただ、これまでお読みの方で、まだ悩んでらっしゃる方はいるんじゃないでしょうか?
もやもやっとした感じがあるんじゃないでしょうか?
そこで、以下ではぼくなりの考え方をご紹介しますね。
子供は欲しいから作るものだと思っていたが、どうやら違う?
まず、例え話をしてから、そこからぼくの考えを紹介します。
あなたは、イヌやネコちゃんが好きですか?
ぼくは好きですが、突然何の話だと思われたかもしれませんね笑
イヌ好きネコ好きなぼくからすれば、「イヌ嫌いネコ嫌いな人なんているの?」と思っていたんですね。
ぼくはイヌやネコを飼っていないですが、正直飼いたい気持ちもあります。
そして、もし飼っていたら、人に勧めていたかもしれません。
さて、何の例え話をしているかわかったかと思うのですが、これって子供も似ているところがあるという話なんですね。
多くの方からすれば、「子供嫌いな人なんているの?」と思っているでしょうし、子供を作ることを勧めたいものだと思うんですよね。
この気持ちはすごくわかります。
ただ、イヌやネコと子供の唯一の違いは何かと言えば、ネコやイヌは飼わなくてもあれこれ言われないのに対し、子供を作らないとあれこれ言われることです。
つまり、推奨か義務の違いなんですよね。
そう。多くの方は、子供を作ることを推奨ではなく、義務だと思っているということなんですね。
まずは、こういった立場の違いがあるということをわからないといけません。
ここで一つはっきりしましたね。
それは、少なくともぼくは子供が欲しいから子供を作るものだと思っていましたが、どうやら違うようです。
子供を作ることは、ほぼ義務と思われているということなんですね。
中には、子供を作りたいわけではないのに、あれこれ言われるので、辟易としている方もいらっしゃるでしょう。
その一つの理由がまさにこれだと思うのですがいかがでしょうか?
子供は大変だと言いながら子供を作ることを推奨している矛盾
先程、子供を作ることは推奨ではなく義務と思われているのではないかと指摘しましたが、子供は大変だと言いながら、子供を作らないの?とおっしゃる方を見たことがないでしょうか?
ぼくはですね・・・あります笑
正確に言えば、大変と言うというより、「俺は/私はこんなに苦労しているんだから、お前も苦労しろよ」といわんばかりに、子供を作れとおっしゃる方がいると思うんですよね。
「子供を作る理由・意味は何?」と考えている方は、子供がそこまで好きでもないか他の何かだと思うのですが、おそらく上記のような経験をされたことがあるのではないでしょうか?
だからこそ、悩んでいたのだと思うんですよね。
子供を作らないと経済が回っていかなくなるというのは理解できるけど
子供を作らないと、将来経済が回っていかなくなるというのは、おそらく政府の立場でしょう。
これは理解できるんですよね。
事実、お子さんがいらっしゃる家庭には支給があるなどなど、優遇しようという考えがあるのだと思います。
そして、それ自体はぜんぜん良いと思うんですね。
ただ、一つだけ言いたことがあります。
それは、経済よりも何よりも各々の幸せだということです。
穿った見方かもしれませんが、幸せはさておいて、なんとなく子供を作れ作れ言われているように感じるんですよね。
将来経済が回っていかないのは理解できるのだけれども、幸せ以上に大事なことはないよなと思うものです。
子供を作ろう!というキャンペーンは、昔あった預金しよう!というキャンペーンに似ている
1945年の終戦後だったそうなのですが、銀行に預金しよう!というキャンペーンがあったそうなんですね。
終戦後なものですから、いかんせん政府もお金がありません。
是が是非でも資金調達をしなければいけなかったそうなんですね。
そこで実施したキャンペーンが預金しよう!キャンペーン。
利子はじめ預金するといいことあるよ!というキャンペーンですね。
すると、今ではどうでしょう?
お金を使うより預金が美徳だという価値観が広がっているとは思いませんか?
我が日本ながら賢いです。
でですね、この預金しよう!キャンペーンって、どことなく子供を作ろう!キャンペーンに似ているように思うんですね。
まあ、穿った見方なのかもしれませんし、そうでないかもしれません笑
今だからこそ思いますが、預金が美徳というのは政府の都合であり、ぼくはそうとは思いません。
それより、投資してそれ以上を稼いだ方が良いと思うんですね。
さあ、子供を作ろう!キャンペーンが果たしてどうなのか?
それは政府のみぞ知るところってやつですね笑
まとめ
改めてになりますが、ぼくは子供を作る作らないはほんと人それぞれだと思うんです。
日本のためだとかなんだとかおっしゃる方っていますが、よくよく聞いていると、ただ単純に子供が欲しかったから子供を作ったのだなと思うことも多いものです。
子供が欲しかった!と素直になればいいと思うのですが、「俺も/私も苦労したんだからあなたも・・・」というのは、まさに子供を作ることが義務だと思っていることの証なのかなと思います。
まあ、結局は各々が幸せになれるよう考え行動していけばいいのではないか?というのが根本ですね。
ぼくの根本でもあります。
今回の記事が参考になれば幸いです。