こんにちは、タツヤ(@xxodatatsuyaxx)です。
「えっ?リボ払いとやらで、今月の支払いが5,000円になるの?」
これが、落とし穴の始まりでした汗
楽〇さんはじめ、リボ払いにしませんかー?って勧誘が多いですよね。
今は事情を知っているだけに、えげつないなと思っています。
同時に、リボ払いってなんだかわかりにくいんですよね。
そして、その仕組みを知らず知らずのうちに契約しちゃってるなんてことも。
あ、ぼくですね笑
また、標準でリボ払い設定になっているクレジットカードもあったりします汗
ほんと、事情がわかると、お金の知識をつけないとなって思うのと同時に、えげつないなと思いますね。
そこで今回は、そんなリボ払いの危険性について、わかりやすくご紹介したいと思います。
目次
そもそもリボ払いの仕組みとは?
そもそも、リボ払いって何?ということなのですが、「月々の支払いを、5千円や1万円というように一定にする代わりに、高い利子を付けて返してもらうよっ!」という仕組みです。
一括のクレジットカード払いであれば、1か月支払いを遅らせることができますよね?
リボ払いも、簡単に言えば支払いを遅らせるものではあります。
ただ、違いとしては、一括もしくは2回までの分割決済では利子がつかないことに対し(分割決済は、3回以上ですと、利子がつきます)、リボ払いでは高い利子がつくということ。
さて、高い利子とのことですが、リボ払いの利子は15%と聞いたことはありませんか?
「じゃあ、今月は5万円リボ払いにしたから、利子の15%と足し算して、57,500円(50,000円+7,500円)を支払えばいいんだね?」
実は、これが間違いの元凶なんです・・・
そう、リボ払いは、超頭の良い人が考えたであろう複雑な仕組みなんですね。
だから、計算が難しすぎなんです。
ちなみに、算式は「利用残高×手数料率÷365日×30日」なのですが、わかるようでわかりません。
そこで、今回はJCBのリボ払いのシュミレーションを利用してみました!
100,000円のMacBookを月々5,000円+利子のリボ払いで支払い。果たして結果はいかに?
まず前提になりますが、100,000円するMacBookを購入し、月々5,000円+利子分を支払うという前提です。
先ほどの通り、リボ払いは月々の支払いを一定にする代わりに、高い利子をつけて返すという仕組みでしたよね?
月々の支払いを一定にするというのは、具体的に言えば月々5,000円+利子分のみ支払えばOKということですが、早速利用してみました。
参考: JCB
上から順に解説しますね。
まず、「ご利用予定年月日(西暦)」ですが、2017年1月1日に10万円するMac Bookを購入したということで、上の画面のようになっています。
次に、「ご利用予定金額」ですが、10万円するMac Bookを購入したので、そのようにしています。
次に、「手数料率(実施年率)」ですが、多くのリボ払いは15%前後ですので、そのようにしています。
次に、「お支払いコース」ですが、今回は「定額コース」にしてみました。
他にも、「残高スライド標準コース」・「残高スライド短期コース」・「支払い名人 / JCB EIT」とありますが、こちらはあなたのクレジットカードがどのコースを採用しているかをご参考になさってくださいね。
最後に、「月づきのお支払い金額(元金)」ですが、多くは5,000円や10,000円でして、今回は「5,000円」にしてみました。
さて、結果はどうだったのでしょう?以下、結果になります。
1、2,3の赤枠は、それぞれ「お支払い元金(合計)」「お支払い手数料(合計)」「お支払い合計金額」です。
一つ注意点がありまして、2の「お支払い手数料(合計)」が15,000円(100,000円×15%)ではないことです。
今回は、「12,873円」となっていますよね?
さて、肝心の4,5、6、7の赤枠を見ていただきたいのですが、それぞれ「お支払い元金(円)」「手数料(円)」「お支払い合計金額(円)」「お支払い後残高(円)」です。
とどのつまり、現金一括かクレジットカード払いであれば、本来は10万円ぽっきりでよかったところ、支払いを上の画面のように一定にすることで、手数料として12,873円余計にかかることがわかるわけです。
つまり、月々に5千円や1万円というように一定の支払額にできるため、一見安くすることができるように見えますが、合計金額として支払う金額は増えるわけですね。
リボ払いのさらなる注意点とは?
「ある意味、100,000円のリボ払いは、12,873円かかるだけかぁ。今月は支払いが厳しいし余計にかかるけど、リボ払いにするかな」
さあ、地獄の始まりです汗
たしかに、ある意味では、100,000円のリボ払いは、12,873円しかかからないともとれます。
支払いが厳しい月はなくもないので(支払いが厳しくなるような買い物は、そもそもしないでくださいね)、リボ払いにするということもあるのかもしれません。
さて、知らず知らずのうちに、リボ払いにしていると危ないのはここからです。
先ほどの通り、算式は「利用残高×手数料率÷365日×30日」でしたが、注意しなければいけないのは、利用残高に手数料をかけていることです。
たしかに、今回は10万円のMac Bookのみのお買い物でした。
でも、通常他の買い物もしますよね?そして、それをリボ払いにしているとどうなるかわかりますでしょうか?
上の画面は、先程のように10万円のMac Bookのお買い物をした時のものです。
では、さらに10万円する他の何かのお買い物をしたと仮定しましょう。
すると、このようになります。
つまり、先程のように10万円のMac Bookのみのお買い物でしたら、「1,068円」しかかからなかったのに(十分高いですけどね)、他の10万円するお買い物をしたことで、手数料が「2,136円」になったということです。
では、さらに別のお買い物をしたらどうでしょう?
当然、利用残高はさらに増えちゃうんですね。
特に、仕組みを知らないままリボ払いで契約してしまうと危ないですよね。
だって、手数料は0円だと思っているに、知らず知らずのうちに何千円も何万円もかかっているわけですから。
ぼくがリボ払いで苦労した経験ってどんな経験?
さて、これまではリボ払いの仕組みやさらなる注意点をご紹介させていただきましたが、ぼくがリボ払いで苦労した経験についても紹介します。
忘れもしません。
あれは、ゆうちょカード契約の際のことでした。
文面はさすがに忘れてしまったのですが、支払いを一定にできるというだけで、リボ払いにしてしまっていたんですね。
リボ払いの設定とはいってもいろいろありまして、今後全ての支払いをリボ払いにできる設定もあれば、単月でリボ払いにできる設定もあります。
ただ、当時は今後全ての支払いをリボ払いにできるという設定にしてしまっていたんですね。
当然、その時はリボ払い=支払いを一定にできるくらいの認識でしたので、まさに知らず知らずのうちに契約してしまっていたというわけです。
では、何が起こったかといえば、先程紹介したようなことがまさに起こったわけです。
つまり、リボ払いで高い利子がつくとは知らなかったので、以下のようにリボ払いにしてしまっていたんですね。
1月 7万円
2月 10万円
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さあ、合計利用残高はまさに先ほどの通り20万円です(厳密に言えば少し違いますが、よりわかりやすくするためです)。
もう一度確認してみましょうか。
そう、知らず知らずのうちに、手数料が2,136円もかかっていたんですね。
気付いてから完済するまでが、ほんと大変でした汗
だって、20万円でしたら、40カ月も完済にかかるのですから。
まとめ
今回は、リボ払いは危ない?その危険性とは?ということを、ぼくの苦労した経験からご紹介させていただいたわけですが、ポイントは2つ。
・知らず知らずのうちにリボ払いにしていると、合計利用残高も増え、手数料も増える
ということです。
リボ払いは、支払いができない月の奥の手としてはアリかもしれませんし(2度目になりますが、支払いができなくなるだけの買い物はしないでくださいね)、全部が全部ダメだということではないです。
ただ、当時のぼくのように、まさに知らず知らず契約し、知らず知らのうちにリボ払いにしてしまっているということもあるかと思うので、今回ご紹介させていただきました。参考になれば幸いです。