反転授業は数学に効果的?卒論を書いたぼくが考えました

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こんにちは、タツヤ(@xxodatatsuyaxx)です。

 

 

4回前、反転授業のメリット・デメリットは何?卒論を書いたぼくが教えますという記事を書いたのですが、応用のための授業時間が増えるといったメリットがあるとのことでした。

 

 

もちろんこれは、数学だけでなく国英数社理の5教科それぞれにそれぞれの効果があります。

そのため、反転授業の目的は、5教科それぞれに設定されるべきだと言われているくらいです。

 

 

前々回、反転授業は英語に効果的?卒論を書いたぼくが考えましたという記事を書いたわけですが、英語の理解自体は簡単です。

一方、数学はそうではありません。

まずは理解して、そこからというのが数学という教科です

 

 

そういう意味でも、英語と数学は分けて考えるべきですが、反転授業は数学に効果的かそうでないか考えてみたいと思います。

 

 

反転授業が数学に効果的か考える前に日本における数学教育の現状

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反転授業が数学に効果的かそうでないか考えるわけですから、当然その数学教育の現状がどうなのかという前提も大事になってきます。

 

 

そこでこちらでは、一般的に言われている現状だけでなく、実際の経験から現状を考えてみます。

 

 

レクチャー形式の授業がほとんどだが、それよりも何よりも、考える時間がないのが問題ではないか?

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先ほどの通り、数学は理解するのが難しい教科です。

また、理解する前に考えるというプロセスが必要な教科が数学です。

 

 

そんなわけですが、考える時間がないのが現状だと思います

これは、ぼくの実体験からもそうですね。

 

 

レクチャー形式の授業では、理解しているしていない関係なく授業が進んでしまいます。

すると、どうしても無理をする生徒がちらほら。

つまり、考えて理解する前に暗記しちゃえといった具合ですね。

 

 

なので、レクチャー形式の授業が良い悪いはあるかと思いますが、それよりも何よりも考える時間がないのが問題ではないかと思っているんですね

 

 

英語同様、受験があるからこそ、考える時間より進めること重視になっているのではないか?

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こちらは、反転授業は英語に効果的?卒論を書いたぼくが考えましたでも指摘しました

受験があるからこそ、考える時間より進めること重視になっているのではないか?ということですね

 

 

受験が良い悪いはさておき、受験のための数学なので、どうしても考えるというプロセスがおざなりになっているように思っています。

 

 

正直、未だに数学を勉強する意味がわかっていません。

ただ、それが考えることや論理的思考であれば、今の現状では数学を勉強する意味があまりないのかもしれません。

 

 

事実、考えること自体や論理的思考自体は、プログラミングはじめ他の教科でもできるからです。

 

 

もしかしたら、反転授業よりも何よりも、そういった根本に立ち返るべきなのかもしれませんね

 

 

   

反転授業が数学に効果的だと考える理由

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先ほどの通り、反転授業のメリット・デメリットは何?卒論を書いたぼくが教えますという記事では、反転授業は応用のための授業時間を増やすことができるということでした。

 

 

応用のための授業時間を増やすことができるということですが、先程のような考える時間も当然増やせます。

 

 

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このように、授業前に動画を視聴し課題を提出し、グループワークをするのが反転授業の基本ですが、あくまでも基本です。

つまり、動画でなく他の媒体でもいいですし、グループワークをしなくてもいいわけです。

 

 

それはさておき、これまでのレクチャー形式の授業が動画に取って代わるわけですから、当然先生と生徒が顔を合わせる授業の時間ができます

 

 

そして、この先生と生徒が顔を合わせる授業の時間で、応用や考える時間だけでなく、他の様々な時間に割くことができるはずです

 

 

先ほどの通り、数学は考える教科であり、理解することが難しい教科です。

同時に、数学は他の生徒の考え方やそのプロセスを勉強することで、さらなる効果が期待できる教科でもあります。

 

 

例えば、反転授業の先駆けとなった東向陽台小学校では、以下のようにグループワークで数学を勉強することがあるようです。

 

 


参考: ゼッタリンクス株式会社

 

 

グループワークでコミュニケーションスキルが向上するどうこうもありますが、先程のように、他の生徒の考え方やプロセスを勉強できるというのは大きいように思います。

 

 

反転授業の特性と数学の特性の相性が良い

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数学だけでなく、理科など理解するのが難しい教科と反転授業は、相性が良いと考えています

 

 

反転授業は、応用のための時間を単に増やすだけでなく、これまでの授業が宿題になり、これまでの宿題が授業になるわけです。

 

 

数学のような教科は、自分一人で宿題をするのが難しいわけですが、これを先生や他の生徒とできるわけです。

これは大きくないですか?

 

 

こういった反転授業の特性があるわけですが、数学の特性と相性が良いというわけですね。

 

 

まとめ

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今回は、反転授業は数学に効果的?卒論を書いたぼくが考えましたということでしたが、ポイントは2つ。

 

 

考えるための時間を増やすことができる

グループワークの時間を増やすことで、他の生徒の考え方やプロセスを勉強できる

 

 

これまでのレクチャー形式の授業では、考えることに時間を割くことは不可能でした。

そしてそれは、これからもそうだと思います。

 

 

ただ、反転授業の可能性としては、動画や他の媒体がレクチャー形式の授業に取って代わることによって、先生と生徒が顔を合わせる時間が増えることです。

 

 

それにより、考える時間が増えるだけでなく、グループワークの時間が増え、他の生徒の考え方やプロセスを勉強できるようになると良いですね。

参考になれば幸いです。

 

 

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