焦りの気持ちが止められない!?休職中にコントロールを失う焦燥感の対処法

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休職して早数か月。

重症期は乗り越えて徐々に身体を動かせるようになってきたと思います。

ただ、寛解というわけにはいかずに、調子の良い日と悪い日を漂っているような中途半端な感覚でいることでしょう。

 

 

そんな煮え切らない状態であるからこそ、焦りの気持ちが強くなり復職に向けて一生懸命に動きだそうとすると思います。

ただ、うまくいくことがないですよね。

 

 

頑張れば頑張るほど反動で不調になってしまい自信を喪失する日々。

そんな毎日を過ごしているうちに「いつ復職できるのだろうか」と不安の気持ちが強くなり、焦燥感を強めるばかりで悪循環になっていることでしょう。

 

 

そんなあなたに、焦りの気持ちに対処法を贈りたいと思います。

焦りの気持ちは2種類ある

焦りの気持ちって、とっても不快な感情ですよね。

落ち着かないし、イライラしてしまうものです。

この焦りの感情をコントロールするためには、その正体を知る必要があります。

ですので、今回は焦りの種類を説明していきます。

 

 

焦りの種類は大きく2つあります。それが以下です。

 

 

・理由のある焦り

・理由のない焦り

 

 

これらの違いは、

 

 

  1. 思考が先で、感情が後からついてくる(理由のある焦り)
  2. 感情が先で、思考が後からついてくる(理由のない焦り)

 

 

の違いで決まります。

1の場合は、具体的にいうと以下のような事例です。

 

 

・貯金残高を確認した結果、思ったよりも少なくなっていたという事実を知った。結果、「早く復職しないといけない」と思い、焦りの気持ちが強くなった_

・将来のことを考えると「子供に苦労をかける結果」しか思いつかなかった。そう考えると、はやく復職してお金を稼がないといけないと思い、焦燥感が強くなった。

 

 

このように事実や思考から感情が不安定になって起きるのが「理由のある焦り」となります。

 

 

そして、2の場合の具体例は以下の通りです。

 

 

・何かソワソワして落ち着かない。

「どうしたんだろう?」と考えると「自分の病気が本当に治るかわからない」ということが思い浮かんできた。

早く治すためにも何かしなければいけないと思って焦りの気持ちが強くなった。

 

 

・ちょっと息苦しくなってドキドキする。

そうなったかと思ったら、色々な不安なことが一杯頭に浮かんできた。

どれもこれも不安なことばかりで焦燥感が強くなり苦しくなった。

 

 

こちらの場合は、感情や症状が先に現れて、次に思考が起こるようなパターンになります。

最終的に焦燥感という感情が強くなるため、1と勘違いしがちですが対処法が変わってきますので自分がどっちのパターンか注意して探ってみてくださいね。

 

 

   

理由のある焦りの対処法

理由のある焦りが強い人は論理的思考が強い人です。

今の状態のまま行けば、自分の立場が危うくなったり、生活が立ち行かなくなるということを理論的に想像しては焦りの気持ちを強くしている人です。

 

 

この場合は、合理的な対処策を考えておくことが一番の対処法になります

あなたが不安に思った理由に対する対策を考えておきましょう。

そうすることで、不安が強くなり焦りの気持ちが強くなった時に自分の感情をコントロールすることができるのです。

 

 

「こういう対策があるから大丈夫だよ」とか、「このことは諦めてしまおう」と自分に語り掛けられますからね。

 

 

理由のない焦りの対処法

そして、理由のない焦りの場合は以下の対処を実行しましょう。

 

 

・深呼吸

・ストレッチをする

・ゆったりしたスローな行動を心がける。

・刺激物をさける

 

 

理由がない状態で焦りの感情が強くなる場合には、身体的な症状が起こっていることがほとんどです。

例えば、

 

 

・脈拍が早くなる

・鼓動が強くなる

・息が浅くなる

・動きが早くなる

 

 

などです。

このような身体症状から不快感を強くし、感情が不安定になります

ですから、その身体症状を抑えるように動くことで感情がコントロールしやすくなるのです

 

 

深呼吸で対処する場合は、息を吐ききることからやりましょう

 

 

身体症状が出るときは息を吸いすぎてしまっていることが多いです。

その状態で深呼吸をしても息が吸えないのでうまくいきません。

 

 

それなのに無理やり息を吸い込もうとすればするほど、焦りの気持ちが強くなってしまいます。

ですから、「息を吐ききることから始める」ということを覚えておいてくださいね。

 

 

深呼吸をするにつれ脈拍や鼓動の強さは治まっていきます。

そうすると、焦りの感情も同時に治まりやすいです。

余裕がでてきたら、ストレッチやスローな行動も実施してみましょう

これらができるようになると、焦りの気持ちからプチパニックを起こすことが少なくなっていきます。

 

 

また、刺激物をさけるというのも重要です

カフェインや辛いものなどの刺激物は、身体を興奮状態にするため焦りの気持ちを増長する効果があります

うつ病を患っている時は良い結果を呼びこまないので過剰摂取しないようにしてくださいね。

 

 

あなたの味方になる焦燥感を育てよう

いかがでしたでしょうか?

焦りの気持ちというものを分類したことがないので2種類もあるのは驚いたかもしれませんね。

でも、意識的にどちらかを考える習慣ができると、うまく対処できるようになっていきます。

 

 

いきなり完璧にコントロールすることは難しいですが、継続していけばうまくいくようになるでしょう。

ですから、諦めずに取り組むようにしてくださいね。

 

 

ただ、焦りの気持ちをゼロにしようとは思わないでください。

焦りの気持ちというのは行動を促すというメリットもあります。

体調が悪くなるのは、焦りが強く出すぎて“行動しすぎ”てしまうためなのです。

適度な行動であれば、メリットの方が大きいことを覚えておいてくださいね。

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