うつ病が原因の記憶障害。仕事への悪影響を軽減する簡単な7つの方法!

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私が、昇進した頃、部下に指示を伝えたかどうか、いつ伝えたかどうか忘れてしまうといった症状が出てきました。そのたびに恐怖を覚え次第に上司としての自信を喪失し、前から症状のあったうつ病が、更に悪くなったと気になるようになりました。

 

 

うつ病になりやすい性格つまり

・非常に仕事熱心で、自己設定目標に向かって、ひたすら努力する

・自分の責任で、悪い結果を残し、人に迷惑をかけてしまったとすぐその考えに没頭し抜け出せない

などの傾向をもつ人は、徐々に

・自分の決めた新しい方針を忘れる。

・時間的認識に問題が出る(今日何日?)

・電話・メールをしたかどうか思い出せない。

のような傾向が現れてくる事があります。

上記の症状をかかえながら熱心に仕事をし続けて行き心身に大きな負担となってくる場合、将来入院するといった重大な、うつ病が原因である記憶障害を生じる可能性があります。

 

 

そんなわけで、うつ病を原因とする記憶障害をどう克服すればいいのでしょうか。その方法をご紹介します。

「記憶の時間的経過」について

ある事を覚えて(記銘)して、思い出す(想起)までの順序は、記銘→保持→想起です。これらの中で

 

 

1記憶しようとする意志があるのに覚えられない「記銘力障害」―――ランダムに並んだ数値を記憶しようとする。円周率など

 

2記憶したものを思い出すまでの間保っていられない「保持レベルにおける障害」―――何かの刺激があり、それをきっかけに思い出せなくなる。電柱にぶつかった拍子に全てその内容を忘れるなど。

 

3記憶したことは覚えているのだが、それを思い出せない「想起力の障害」―――あの場所で覚えたことなんだったかな?覚えた場所を覚えているだけでもましという障害を生じた時、「記憶障害」であると言えます。

 

 

私の場合、夜更かした次の日に1~3までの項目があり、そのときは恐怖のあまり自宅に逃げ帰ったことがありました。

共同作業で行う仕事においては、他人に迷惑を掛けるばかりで、役に立つとは言えないことは、簡単にお分かりになると思います。

 

 

   

うつ病が原因の記憶障害の原因

うつ病は、脳内ホルモンである「セロトニン」が減少する事が原因で発症する病気です。「セロトニン」不足で脳の機能は減退し気分が落ち込み、論理的判断ができなくなります。それと同時に記憶力も大きく衰え記憶障害を生じるようになります

 

 

そのことにより事実として仕事のミスが増大するとともに、今まで自分ができていた事まで、できなくなるため、相当の自信を失い、自分のやっていることが正しいのかどうかまで分からなくなってきます。それを原因として更に記憶障害が悪化すると言ったドウドウめぐりを繰り返していきます。

 

 

また記憶障害を起こす前から服用していた「抗うつ剤」によって、記憶障害が起こる場合もあります

 

 

外科的には、脳内の学習や記憶を司る「海馬」という部分がうつ気分になったため委縮しているため(逆に海馬が委縮してうつ病になったとも言われています)、記憶障害が生じると解明されています。

 

 

結果として、記憶障害を治すには、その元となる「うつ病」を直さなければいけません。しかしうつ病から来る記憶障害を軽減する方法はあります。

 

 

記憶障害を軽減する方法

うつ病による「記憶障害の軽減」は、「うつ病の軽減方法」とほぼ同じと言えます。以下にまとめてみました

 

 

・規則正しい生活を送る。早く就寝し十分な睡眠時間を確保し習慣づける。

 

・朝日を30分程度あびる。この方法で脳内のセロトニンが増加する。

 

 

セロトニンが増える事が何故いいかと言うと、セロトニンは、心の安定・安らぎ影響を及ぼしていて、セロトニンの分泌が少なくなった場合、極めてうつ病に陥りやすくなるからです。

 

 

・繰り返し運動(歩く、階段を無理なく昇る)を習慣化する。セロトニンの分泌がよくなります。

 

・セロトニンを作り出す基になるトリプトファンという栄養素を含む食材を意識して摂りいれる。

 

・腸内フローラの環境を整える。他に意外でしょうが虫歯・歯槽膿漏を治療することで、バイキンによる腸内環境のアンバランスになる事防ぎ、食材から摂ったトリプトファンの吸収をよくするためです。

 

・「日記療法」を使う。患者がノートに今日の気分・行動・反省などを記録し、1週間に1度カウンセラーに見せてアドバイスを受ける、と言う療法でアドバイスも参考になるが自分が回復していることを忘れたとしても記録でわかり次への治療に明るい目標を持てる、という方法です。

 

・単調な仕事をしない。たまになら気分転換になってよいのですが、しょっちゅう行っているとマイナスのことばかり考えてしまうからです。

 

 

まとめ

1記憶障害には

 

・「記銘力障害」

・「保持レベルにおける障害」

・記憶していたことはわかっているのだが、それを思い出せない「想起力の障害」

 

などがあります。

 

 

2うつ病は、脳内ホルモンである「セロトニン」が減少する事や海馬が縮小することが原因です。

 

 

3セロトニンを増加させるには、簡単な7つの方法があります。すべて継続が必要です。

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