アメリカといえば、西側はロサンゼルスやサンフランシスコ、東だとニューヨークやボストンといった都市が有名ですね。
初めてアメリカへ旅行される方は、ロサンゼルスへ訪れるのが一般的なのではないでしょうか。気候も穏やかで街や人の雰囲気ものんびりしていますし、初めての海外旅行にもおススメです。
そこで今回は、ロサンゼルスを個人旅行で訪れる方のために、3~5日滞在時のオススメルートをお教えしたいと思います。
英語の本場アメリカ!英語ができないと・・?
アメリカには様々な国の人たちがコミュニティーを作っています。日本人であればリトルトーキョー、中国人ならチャイナタウン、その他にもアフリカ系やインド系などたくさんのコミュニティーがあります。
コミュニティの中であればそれぞれの言語を使って生活できますが、観光で訪れるとなると、やっぱり基本は英語です。
わたしが初めてロサンゼルスを訪れた時の英語レベルといったら・・”How are you?” と聞かれて”I’m fine, and you?” といったお決まりのフレーズと自分の名前、それ以外はThis is.. / I want.. といったくらいしか話せませんでした。
そんな中ドミトリー型のホステルに泊まったものだから、初日からコミュニケーションに撃沈して、翌日からどうやって過ごそうか悩みました。
しかし、そんな不安も吹き飛ばしてくれるのがロサンゼルス!朝コーヒーショップに立ち寄るとまったく知らない人が挨拶をしてくれたり、つたない英語で場所を聞いてもきちんとわかるように説明をしてくれたり、そうやってロサンゼルスの人の優しさに触れているうちに、言語の不安なんて忘れてしまいます。
ロサンゼルス観光の王道
さて、言語はそんなに問題ではないことがわかったところで、旅のオススメプランをチェックしていきたいと思います。
ロサンゼルスで「ザ・観光気分」でいけるところとしては、ユニバーサルスタジオがオススメです。
だいたいどのホテルでもチケットを手配してくれますし、ハリウッド市内のモールに行けば、日系の旅行会社で往復送迎と入場チケットを手配してくれるところもあります。
ユニバーサルスタジオでは1日中遊びつくせますし、アトラクションは日本のユニバーサルスタジオと同じものでもかなり迫力があります。アメリカンなホットドッグやバーガーといった食事を始め、アメリカでしか手に入らないグッズなども多々ありワクワクします。
同じ系統では、スヌーピーを題材にした「ナッツベリーファーム」も人気です。
スヌーピーなんておっとりした可愛いキャラクターが題材ですが、園内のアトラクションはそのイメージとは真逆の絶叫系マシンも多く、子供から大人まで楽しめます。
もう一つ、観光っぽいことといえば、ハリウッドのスジオツアーやセレブのお宅巡りツアーです。
運が良ければ実際にハリウッドスターにお目にかかることもできます。
ローカル交通機関を使って街巡り
さて、時差や気候にも慣れてきたところで、ついに街に出てみましょう。個人的には、滞在はハリウッド周辺をオススメします。このあたりは夜遅くまで明るいので個人で行動しても帰りが安全ですし、メトロもバスも停車するので便利です。
また、ショッピングモールやその他スーパーなんかも近辺に揃っています。スーパーマーケットは食品が手に入るのみならず、意外にもお土産選びに最適です。アメリカンっぽいビビッドカラーなお菓子や、砂糖やチョコレートをたっぷりと使った激甘だけどおいしいクッキーなど、種類様々です。
車社会なアメリカにおいて、メトロやバスは本当に便利です。バスはあらかじめどの番号がどの目的地に行くか調べておかないとちょっと難しい部分もありますが、メトロは日本と変わらず、駅やガイドブックに載っている路線図さえあれば手軽に乗れます。アメリカドルのコインを使うのに慣れない人でも、パスモのようなカードがあるので安心です。
まずは一番遠く離れたサンタモニカビーチを目指します。
ハリウッドからはけっこう離れていますが直通バスがあるので、ここに限ってはメトロを乗り継ぐより便利です。ビーチには遊園地もあるため賑わっており、少し離れた海辺沿いにはセレブの家も並びます。
個人的にオススメの目的地の一つは、UCLA大学です。特に20代の旅行者であれば、現地の同じような年代の人たちと交流ができますし、そうでなくても本が好きだったら、大学なので幅広いジャンルの本がリーズナブルに売られています!意外な穴場です。
バスに乗っているとところどころに見かけるかもしれませんが、アメリカには99 cent shopというのがあります。日本でいう100円ショップのようなものですね。しかし!アメリカはその品揃えが恐ろしくスゴイ。
普通のスーパーのように文具から食品まで売られているのですが、冷凍食品やアメリカサイズの2Lくらいのペットボトル、さらには絵本まで、すべて99セント!ロサンゼルスにはこういったお店以外にもオーガニックスーパーやステキなコーヒーショップがたくさんあります。
ガイドブックには載っていないこういったお店を見かけて立ち寄れるのは、個人旅行ならではの醍醐味ですね。
夜にオススメなのが、グリフィス天文台!
ここもちょっと遠いので、ホテルに手配してもらうかタクシーで行くのが良いでしょう。天文台という名前ですが、星よりも天文台から見えるロサンゼルスの夜景がキレイです。
ちょっとした要塞のような雰囲気で、ガーデンもありますし夜の静かなお出かけにうってつけです。アメリカ名物のリュームたっぷりのステーキリブをいただくことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ご紹介したのは一部ですが、それぞれの目的地のまわりには他にもみどころがたくさんありますし、途中に見つけたショップなんかに寄れば1日はあっという間に過ぎてしまいます。
おまけですが、アメリカにいってぜひトライしてもらいたいファーストフードショップが「タコベル」です。日本にも支店がありますが、さすがは本場アメリカ、お肉のジューシーさが違います!タコス1個1ドル以下から食べられるものもあり、移動中に小腹がすいたときなんかに手軽に食べられます。
初めてのアメリカ旅行で不安なこともたくさんあるかもしれませんが、ロサンゼルスはそれ以上に楽しいところがたくさんあり、1週間なんてきっとあっという間です。行きたいところやだいたいのタイムスケジュールを立てて行動すると、行き逃すことなく充実した旅行ができるかと思います。