休養もしっかりとれ、ちょっとずつ動けるようになっていることと思います。
それは、とっても嬉しいことですよね。
ただ、新しい悩みがうまれていることでしょう。
それが「ソワソワ感」です。
急にソワソワしだして落ち着いていられないことが起こります。
突然なることもあり、ちょっとプチパニックになってしまうこともしばしばありますよね。
どうしていいかわからず、とりあえず食べて落ち着かすという対処法をとる人が多いです。
ただ、食べ過ぎに繋がりやすく健康を損ねてしまう結果になるかもしれません。
そうならないためにも、今回は落ち着かない「ソワソワ感」に対する対処法をご紹介していきます。
正体を見破ることが大事!
あなたを襲う「ソワソワ感」。
これが起きたときにプチパニックになってしまう人は「正体がわからない」からです。
ソワソワ感とは、「なにかしなければならない」という使命感に似た感情に突き動かさます。
ですが、正体がわからないから何をしていいかもわからない。
結果、どんどん焦ってしまいます。
焦りの気持ちが強くなるとソワソワ感もドンドン強くなります。
そして、パニックになってしまうのです。
ですから、ソワソワ感と向き合うには正体を見つけなければいけません。
なぜ「ソワソワj感」が起こったのかを知ることで、うまくコントロールできるようになりますよ。
ソワソワ感の正体
じゃぁ、ソワソワ感ってなんなのでしょうか?
実は、人が落ち着かなくなる原因には、ある程度目星がついています。
それを大きく分けると以下の2つになります。
・心理的なもの
・身体的なもの
詳しく説明していきましょう。
心理的なもの
心理的なものによるソワソワ感とは、
・不安
・焦り(焦燥感)
・恐怖
から生まれます。
あなたが苦手だったり、嫌いなものを考えてしまうと心が乱れソワソワ感を引き起こすのです。
また、思考以外にも
・見る
・聞く
・触る
といった五感も影響する場合があります。
例えば、上司からの酷い叱責によりうつ病を発症した人であれば、
・大きな音を聴く
・他の人が怒られている声を聴く
・TVドラマで叱責を受けている場面を見る
といったことでもソワソワ感は現れます。
考えなくても脳が反応しているのです。
このように、無意識のうちに自分に脅威があるものを五感で感じてしまい、ソワソワ感を引き起こしてしまうのです。
身体的なもの
もう一つの要因は「身体的なもの」です。
これは特定のものを摂取したり、物理負荷がかかることにより、ソワソワ感を誘発するものたちです。
たとえば、、
・興奮剤(カフェイン、辛い者、ニコチンなど)
・大量の単糖類(チョコレート、ケーキやアイスをたくさん食べるなど)
・食欲がなく何も食べていない状況が続いている
・無意識に呼吸が阻害されてしまい、動悸がおきソワソワ感に繋がる
などのことを指します。
興奮剤は、適量では身体を活動的にするものです。
ですが、過剰になると不安感や焦燥感、恐怖感を増加させてしまう副作用を持っているのです。
こうなると、何もしていなくても落ち着かない状況に追い込まれてしまいます。
また、
・単糖類による血糖値の乱高下
・極度の空腹状態による低血糖状態
といった状況でもソワソワ感は現れます。
さらに、無意識に呼吸が阻害されることでもソワソワ感は出ることがあります。
呼吸なんて阻害されていないよ。って思っている人が多いですが、
・猫背で肺が圧迫され気味の人
・体力低下が著しく、ちょっと活動で呼吸が浅くなる人
・異常な集中や緊張などで無意識に息を止める人
など、人は呼吸が阻害されることが沢山あります。
これによりソワソワ感が現れたりするのです。
対処法はこれだ!
いかがでしたか?知らない要因があったと思います。
まずは、これらの要因があることを知ってください。
そして、それらを覚えておきましょう。
それができたら、後は自分がどの要因によって「ソワソワ感」が出ているのかを突き止めていきましょう。
突き止められたら、それに見合った対処法を実践していくだけです。
それぞれの要因に分けて対処法を説明していきます。
心理的なもの
心理的な要因がある人は、何がキーになって起きるのかを探ることが重要です。
・色々考えたからですか?
・何かを見たからですか?
・何かに触ったからですか?
五感に関係するものでしたら、対象物から物理的距離を置くようにしてみましょう。
それだけで、あなたのソワソワ感は和らいでいきます。
落ち着いてきたら、ソワソワ感を誘発するものに定期的に触れる練習をしていきましょう。
触れても大丈夫ということを心が学んでくれると、ソワソワ感は起きづらくなっていきます。
そうすることで日常生活を問題なく過ごせるようにしていくのです。
無理のない範囲で、慣れていきましょうね。
思考によってソワソワ感が起きる場合は、どんな思考によって誘発されるかを探っていくのが良いですね。
ソワソワ感が起き始める前に考えたことを紙に書き出してみてください。
自分がどんな内容で焦り始めるのかを知るだけで、ソワソワ感が暴走することを防ぎます。
防ぐことができたらコントロールすることは簡単です。
「自分は、このことで焦っているのだな」と客観的に見ながら、ゆっくりと深呼吸してみてください。
不思議とソワソワ感は徐々に消えていきます。
身体的なもの
身体的要因の対処法は
・誘発物質から距離を置く
・ゆったりした呼吸を心がける
の二つです。
興奮剤や単糖類などは、体力が戻ってくると摂取しても大丈夫になります。 ただ、それまでは避けるようにしましょう。緑茶や紅茶にもカフェインが多く含まれますから注意してくださいね。
また、意識的にゆったりした呼吸をする時間を設けましょう。
1、2時間後にやるのでもいいですし、朝昼晩にやると決めても良いです。
そういう時間を設けることによって、無意識に呼吸を阻害される頻度が下がっていきます。
結果、ソワソワ感が弱まっていきますので試してみてくださいね。
自信が何より重要
まずは、できそうな対処法からやっていきましょうね。
難しいと思ったらできなくなるのが人間です。
だから、簡単なものから始めましょう。
コントロールできるという自信が、ソワソワ感を抑制してくれます。
それを積み重ねていけば、落ち着かなくて苦しいなんてことは起こらなくなりますからね。
ちょっとずつ進めていってくださいね。