アメリカというと、ロサンゼルスとニューヨークが一般的な観光地でないかと思います。西と東で雰囲気も全然違うし、どこへ行こうか迷いますよね。
よく西の方が人がおおらかで天気も良くてフレンドリーだと聞きます。実際わたしもそう思っていました。なのでアメリカはいつもほとんどロサンゼルスなどの西方面ばかりだったのですが、1回くらい東方面に行ってみるのも良いかなと思い、ニューヨークへ行ったことがあります。
思っていた雰囲気とは違っていて、ビックリしました!ニューヨークはロサンゼルスに比べてもっと生活感があるというか・・皆が忙しそうに街中を歩き、カフェに行けばパソコンとにらめっこする人、ビジネストークをする人など、服装も含めてとにかくすべてがスタイリッシュな気がしました。
しかし忙しいからといって決して人が冷たい訳ではなく、困っていれば皆すぐに声をかけてくれます。道を丁寧に説明してくれたり、ちょっとしたきっかけでおしゃべりしたり、荷物を持ってくれたりなど、とても思いやりに溢れたクールな街でした。
そこで今回は、人や街の良さに触れてニューヨークを大好きになりたい人、時間やルートにとらわれない、気ままにふらっとニューヨークを旅したい人にオススメのプランをお教えしたいとい思います。
おおまかな目的や行きたいところを決めておこう
ニューヨークといえば、ミュージカルや美術館など、鑑賞を楽しむための場所がたくさんあります。観光名所だと、ウォール街やブルックリン橋、自由の女神など。映画の舞台になった撮影地などもあり、映画好きな人はそういったところを訪れるのも楽しみの一つですね。
1週間って本当に短くて、なんにも計画しないとあっという間に過ぎてしまいます。今回はふらっと旅行がコンセプトですが、おおまかにここ行きたいな、これやってみたい、食べてみたいというのは決めておくと良いですよ。
わたしの場合は、なぜかニューヨーク=ダンスというイメージがあり、1週間有効のチケットを購入して単発のダンススクールへ足を運んでいました。行きたいクラスを決めて、その時間以外は街の散策という感じです。
時間ごとにプランをたてていた訳ではなく、午前中はこのへん、午後はこのエリアなどかなり大まかなスケジュールだったので、あぁここに行けなかった!というようなことはなく、むしろ散策中にいろんな新しいところを見つけられて楽しかったです。
一人で何をしよう・・?
さて、街の散策といっても一人で何をして良いかわからない方もいますよね。心配ありません!一人だからこそ、気に入った店に好きなだけ居ることもできれば美術館でじっくり美術品を鑑賞することもできます。
ホステルなどに泊まれば友達もできますし、そうやって新しく出会えた人々と一緒に出かけることができるのも、一人旅の醍醐味ですね。
わたしの場合は本やローカルマーケット、カフェが好きだったので、ダンスクラスの空き時間はもっぱらそういったところをメインに散策していました。スーパーでアメリカならではのお菓子やグッズを買って、本屋さんで立ち読みして・・(笑) 途中で見つけたオシャレなカフェで一息。
ニューヨークはさすがいろんな国の人が集まるだけあって、スタイリッシュで個性的なカフェがたくさんあります。また、移民の方たちが出している屋台なんかも、いろんな国の料理を手軽に食べられて楽しいです。
ブルックリン橋や自由の女神は観光客がたくさん居るので、一人で訪れても知らない人同士で写真を取り合ったりと、フレンドリーな雰囲気で良かったです。
ちょっと遠出してみよう
わたしはもともと海外映画が好きで、このとき一番ハマっていたのは「ナショナルトレジャー」という映画でした。映画の中に出てくるLiverty Bell (自由の鐘)がニューヨークから2時間ほど離れたフィラデルフィアにあるというので、1日は日帰りで電車旅行をしました。
特に何時に向かうかも決めていませんでしたが、朝見つけたカフェで過ごしながら電車の時間を調べて駅に向かい・・。英語力が足りないのと調べ不足で、最初は目的地をわかってもらえなかったのですが、それでもどこに行きたいのか分かろうとしてくれて、現地の人々の優しさを感じました。
こういう「良いハプニング」があると、旅って一層楽しくなります。これこそが時間のある個人旅行の一番良いところだと思います。ニューヨーク周辺には日帰りで行けるところがいくつかあるので、ホテルやホステルの人に聞いてみてその場でプランを立ててみるのも良いかもしれません。
まとめ
明確な目的をもって訪れるのも良いですが、そうすると目的ばかりに目が行きがちです。目的が大まかであれば、それ以外にも目が行きますしたくさんの新しい発見ができますので、あまり予定を立てすぎずぜひ余裕を持った楽しい旅にしてくださいね!