ベトナムというと、みなさん何を思い浮かべますか?ハノイやホーチミンといった名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。「フォー」はどうですか?ベトナムで有名な料理の一つですね。
生春巻きや、ノンラー(笠帽子)、蓮の花や水上ボートなどなど・・ベトナムをさせるものは意外とたくさんあります。なかでもベトナムコーヒーは、英語でもVietnamese coffeeといわれるほどポピュラーで確立したものです。
ベトナムは北から南にかけてゆるやかに観光名所が広がっています。東は海に面しており、西は昔から続く民族たちがいまだ多く住む山岳エリアです。
ベトナムは日本からも直行便があって雰囲気も親しみやすく、週末で2~3日を利用して気軽に行くこともできます。今回は、羽田から直行便があるハノイへの弾丸旅行での、おススメの市内の歩き方をお教えしたいと思います。
移動手段
空港に到着してまず直面するのが、市内への行き方ですね。手段は3つほどあり、ツアーで参加していたりホテルを事前に予約しているのであれば、ピックアップに来てもらうのか一番確実です。
2つ目は、自分で空港からタクシーをとることです。交通状況にもよりますが、約30~1時間ほどで3000~4000円で市内に行くことができます。ベトナム通貨は単位が大きくて分かりにくいですが、使っていると慣れてきます。弾丸旅行だと、慣れるころには帰る日だったりしますが・・笑
20000ドンは200円くらいって考えておくと計算が楽だと思います。
さて、3つ目の手段はというと・・バスです!空港を出たすぐのところにバス停があり、バスごとに行き先が分かれています。一般的なのは、中心部のキムマ(Kim ma)通り行か、観光地で有名なホアンキエム湖行きです。
滞在場所によって目的地は異なりますが、今回はまずKim maに行ってみることにしましょう。バスはもちろんローカルの人の利用率が高いですが、だからといって危ないわけではありません。
バス内ではWi-Fiが利用可能ですし、料金もタクシーとは比にならない程の安さ、なんと9000ドン!(日本円で、50円くらいですね)バス内のインターネットを使ってグーグルマップに接続すれば、バスを降りてインターネットがなくても自分の位置が確認できるので便利です。
Kim maは日本人もわりと多く住んでいる地域のようで、小道に入ると日本の焼き鳥屋さんのような場所もみかけます。Kim maからホアンキエム湖までは、のんびり色々見ながら歩くと40分~1時間くらいでしょうか。歩くのがつらい人はタクシーもオススメです。
流しのタクシーでも良いですが当たりはずれがあるので、アプリでタクシーを呼ぶのが確実な移動手段です。途中にいくつもカフェがあり、ベトナムのほとんどのカフェはWi-Fiを提供しているので、休みがてらベトナムコーヒーを楽しんでタクシー移動というのもありですね。
少ない日数をうまく使おう
さて、このKim maからホアンキエムですが、服のセレクトショップやローカルの食事処が並んでおり、歩くのも楽しいです。ハノイのランドマークともいってよいのが、特にホアンキエム湖周辺は土日が歩行者天国となるので、歩いて散策するのに最適です。
弾丸で来ると、週末を使った2泊3日などが一般的なのではないかと思います。到着した翌日など丸々1日ある日は、ハロン湾や焼き物やアートの村などちょっと離れたところに遠出してみるのも良いと思います。
さて市内ですが、日中はハノイ大教会周辺の散策がオススメです。教会は、地図上で湖の西に位置します。観光客が多くいる一方で、路地に入ればローカルな雰囲気があふれています。大通りにはセレクトショップやオシャレなカフェが並んでいます。
お土産を買うのに特にオススメなのが、「アジサイ」というお店です。街なかの一般的なお土産屋さんに比べ、かなり品質もよくバラエティが豊富!ここでしか手に入らない、ベトナムのお酒やお菓子がリーズナブルな価格で手に入りますし、日によっては日本語を話せるスタッフもいます。
お土産といえば、スーパーマーケットも意外な穴場です。スーパーマーケットは基本的にローカルの人向けなので、観光客向けの一般的なお土産とは違ったものがたくさん揃っており、家族や友達への変わり土産のセレクトにうってつけです(笑)
また路地にはたくさんのスパがあり、レベルはまちまちですがどこも日本と比べてだいぶ安くで施術を受けることができます。日本では高くて手の出なったフルボディマッサージやジャグジー付きサービスなんかを利用してみるのも良いですね。
夜も安全で楽しいハノイ市内!
夕方から夜にかけてオススメなのが、やはりホアンキエム湖と、その北エリアです。湖の周りは暗くなるにつれて大勢の現地の人が集まります。湖周辺には屋台がたくさん出て、集まった人たちは路上で「遊び」を楽しみます。
その遊びというのが、デジタルのゲームではなく、大縄跳びやすごろく、バドミントンなどのようなアナログタイプのゲームで、見ていてなんだかなつかしい気分になります。グループで来た家族や友人同士はもちろんですが、知らない人同士でも普通に混ざって遊べるため、一人で出かけても楽しめます。
北に進むと、日中の静かな雰囲気がまったく思い出せないほど賑やかです。通り一帯に露店が並び、ベトナムチックなお土産やモダンな洋服など様々なアイテムが売りに出されています。露店は300~500メートルくらい続いており(もっとあったかも・・)端から端まで歩くだけでも大変です(笑)
街の至る飲食店が、外にベトナム式の子供用のような椅子とテーブルを出しています。このスタイルこそがベトナムのローカルの雰囲気を味わうのには欠かせません!ベトナムの人々はとても親しみやすく、一人で行っても一緒にテーブルに入れてくれたりしますので、ぜひ思い切って声をかけてみると良いですよ!
夜中12時を過ぎてもほとんどのお店が開いているので、弾丸旅行で来ても1日フルで街を楽しむことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ベトナム市内はたくさんのカフェやショップがあり、本当に散策には飽きません。弾丸旅行だと、休む暇もないくらい見どころがたくさんあります。また現地の人々もとてもフレンドリーなので、現地の人との交流を楽しみながら街を散策すれば、短い日程でも忘れられない滞在になると思います。