都内では、街中に出ればどんな種類の料理だって食べられますよね。そんな中で、イタリアンと同じくらいどこにでも見かけるのがインド料理です。ランチは1000円前後でボリュームたっぷりのカレーとナンを食べれるのが魅力的ですよね。
しかし、既にご存知の方もいるかもしれないですが、その「インド料理屋」のほとんどは実はネパール人やバングラデシュの人たちによって経営されています。なので味もメニューも似たり寄ったりで・・。カレーの本場であるインド人が経営するインド料理屋さんは、こんなにお店がある都内でも探すのが難しいのです。
今回は、そんな数少ない本場のインドカレーを提供する中でも特にオススメの南インドカレー屋さん3店舗をご紹介したいと思います。
1.ダバインディア
東京駅や銀座駅から徒歩圏内のところにある「ダバインディア」は、少々お値段は張りますが本場の南インド料理を提供するお店として都内で一番有名といっても過言ではありません。
南インド料理の基本である、米粉で作ったクレープ状の「ドーサ」はプレーンとじゃがいもの入ったマサラがありますが、どちらもパリパリでフレッシュでおいしいです。サンバルという野菜スープとココナッツソース(チャトニ)がつきます。
フルとハーフが選べるので、いろいろ食べたい人はハーフがオススメです。また、カレーも他のインド料理屋さんで見るバターチキンなどではなく、南インド独特なカニカレーやバナナとココナッツのカレーなどがあります。甘さと辛さのバランスが絶妙で、ごはんが進みます。
また、中でもオススメが「ミールス」です。バナナの葉のうえにごはんやカレーなど全ての具を乗せて提供され、葉一杯に盛られた食事は写真映えもバッチリです。葉に乗せて現地スタイルで提供してくれるお店は珍しいので、これ目当てで来店する人も多いです。「通」な人はごはんも全て手で食べているほどです。
マドラスコーヒーは濃いコーヒーを使ったミルク入りコーヒーで、注文すると南インドスタイルで提供してくれます。気になる方はぜひ注文してみてくださいね。
2.ニルワナム
ニルワナムは都内に数店舗あるチェーン店ですが、平日のランチブッフェが大人気なことで有名です。南インド料理の本場チェンナイやケララからのシェフ達が料理しているので、味も本格的です。
店舗のほとんどはオフィス街にあるので、会社のお昼時間にあたると満席のことも多々あります。ランチタイムが始まってスグの11時か、終わりころの14時に行くと比較的すいています。
ランチブッフェは1200円で、カレーやごはん、南インドの揚げパン「プーリー」や蒸しパンの「イドゥリ」など10種類ほどが食べ放題です。中でもドーナツ状に揚げた「ワダ」はとてもサクサクで、いくつでも食べたいほどです。
カレーは甘めのものと辛いものをバランスよく用意してくれているため、辛いのが苦手な人でもおいしくブッフェを楽しむことができます。
また南インドのお祭りシーズンに訪れると、パイナップルカレーなど、この期間にしか食べられない特別なメニューが食べ放題になっていることもあるので必見です。
3.アーンドラダイニング
アーンドラダイニングは、銀座にある南インド料理店です。銀座一丁目駅や京橋駅から徒歩5分圏内にあります。お店周辺にある会社の飲み会場所としてもよく使われており、ディナータイムはいつも満席です。
米粉で作ったクレープ状の「ドーサ」だけでも5種類ほどのメニューがあります。セット料理の「ミールス」はベジタリアン用とお肉の入ったノンベジタリアンがあります。カレー数種にお米とパン、デザートまでついています。スープなどお代わり自由なものもあるので、かなりお腹いっぱいになります。
また、曜日限定でメニューに出現するインド風の炊き込みご飯「ビリヤーニ」も人気です。南インド料理屋はベジタリアン料理を提供するところがほとんどですが、アーンドラダイニングは南インド料理屋でもおいしいお肉料理を提供するお店の1つです。
まとめ
いかがでしたか。いままでカレーとナンのセットばかり食べていた方も、これを機に南インド料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。南インド料理の主食はほとんどが米粉で作られていているのでヘルシーです。店員さんたちもフレンドリーな人が多いので、本場の食べ方や気になる食材を知りたい時などはぜひ声をかけてみましょう。