腰痛などの身体の痛みや不調。それは、うつ病のはじまりかもしれません。

*当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

必死に仕事を頑張っているあなた。

最近、なんだか調子が悪いなと思っていませんか?

腰の痛みや胃痛もあり、市販薬はあまり効かない。

そこで、内科にかかってみるも原因が分からない。

 

 

色々な病院にかかってみたら一人の内科医から「心因性のものかもしれませんね」といわれ心療内科の受診を勧められたかもしれませんね。

でも、納得がいかないでしょう。

 

 

だって、心因性といえばうつ病などの精神疾患です。

これらの病は「気持ちの沈みがあるはずだ」とあなたは思っていますよね。

 

 

でも、実は違うんです。

うつ病でも身体的な痛みや不調はでるんですよね。

今回は、あまり知られていないうつ病の部分を紹介したいと思います。

うつ病による身体症状

うつ病が関係する身体症状について説明しますね。

身体症状は以下のようなものがあります。

 

 

・頭痛

・腹痛

・下痢・便秘

・胃痛・胸やけ

・肩、背中、腰や四肢関節の痛み

 

 

ちまたで聴く「意欲の減退」や「気持ちの沈み」以外に、このような症状が出ることがあるんです。

意外ですよね。

 

 

このような身体症状が気持ちの不安定さよりも強く出る人を「仮面うつ病」と昔は呼んでいました。

この場合、気持ちの沈みがないように感じているかもしれません。

でも、客観的にみると感情が落ちている部分があるのです。

 

 

それを見逃し体の痛みだけに目が行っていると「うつ病」の前兆に気付けず、早期発見ができなくなります。

現に、あなたは内科的な問題だと思ってしまっていますからね。

 

 

   

身体症状がでる理由

こういう話を聴くと「うつ病なのに、なぜ痛みが出るのか?」と疑問に思ったと思います。

その疑問にお答えしていきましょう。

ただ、この原因に関しては正式な答えが出ておらず仮説しかありません。

そのため、有力な仮説を今回はご紹介したいと思います。

 

 

その仮説は以下の2つです。

 

 

・モノアミンの乱れ

・自律神経の乱れ

 

 

詳しく説明していきましょう。

 

 

モノアミンの乱れ

まず、最初に説明するのは「モノアミンの乱れ」です。

モノアミンとは脳内ホルモンと呼ばれる脳神経伝達物質で脳の活動が正常に行えるように調節してくれているものです。

 

 

うつ病になると、これが乱れるため感情のコントロールがうまくいかなくなるといわれているんですよね。

 

 

そして、このモノアミンたちは痛みの感じ方をコントロールする作用ももっています

それが乱れてしまうことにより、通常より強く痛みを感じてしまったり、敏感に反応してしまう結果を招くんですね

 

 

そのため、あなたの腰が痛くなったり関節が痛くなったり感じるのです。

 

 

自律神経の乱れ

そして、次に関係しているのが「自律神経の乱れ」です。

自律神経とは、無意識に身体を調整してくれる神経のことです。

これが乱れると呼吸が浅くなり、身体に余計な力が入りやすくなるんですよね。

 

 

そうなると、

 

 

・筋肉が固くなる

・血行が悪くなる

・栄養が届かないため炎症が治りにくくなる

 

 

といった症状が起こっていきます。

 

 

結果、筋肉の凝りが進行し酷くなり痛みが出てきてしまいます。

血行が悪くて回復も遅いので、不調がなかなか治らないということになるんです。

 

 

このように、うつ病に関する要因によって体の痛みがでています。

そのため市販の胃薬や湿布などは効きが悪いです。

 

 

痛みをとるためには、うつ病の治療を施さなければいけないんですよね。

 

 

症状を緩和する方法

じゃぁ、何をすればいいのでしょうか?

その疑問に応えていきますね。緩和するには以下の3つの方法が効果的です。

 

 

・薬物療法

・心理療法

・休息

 

 

詳しく説明しましょう。

 

 

薬物療法

薬物療法は、脳内ホルモンであるモノアミンに作用する「抗うつ薬」を使います

これを飲むことにより、不足している脳内ホルモンのバランスをとることができると言われているんですよね

結果、痛みに関する感覚が正常化されて辛さが軽減されます。

 

 

心理療法

次に紹介するのが心理療法です。

心理療法は色々な種類がありますが今は認知行動療法が一番おススメだと言われています

 

 

認知行動療法を実施し、ストレスレベルを下げることにより自律神経のバランスを元通りにするんですよね。

そうすることで、身体にかかる無駄な力や緊張を緩和し、結果、関節や筋肉の痛みを軽減していきます。

 

 

認知行動療法はストレスレベルを下げる作用がある上に、モチベーションを上げる効果も期待できる療法です

そのため、他のメリットを教授することも可能ですからおススメですよ!

 

 

また、運動療法も最近は注目しなおされてきています。

本格的にやるには専門家が必要ですが、簡単な有酸素運動をできる範囲でやるだけでも効果があります。

 

 

運動すると体各部の機能が正常になる効果も期待できるのでいいですね。

ウォーキングなどはお金をかけずにできるので、おススメの運動です。

友人や家族など、気の許せる人と一緒にやれるといいですね。

 

 

休息

そして、忘れてはいけないのは休息です

ストレスレベルが高い状態というのは休息が足りない状態です。

 

 

「仕事が忙しく、責任もあるので簡単に休めない」とおっしゃる気持ちはよくわかります。

ただ、このまま体調が悪化してしまっては、大事な仕事に穴をあける可能性があります。

だって、体調が悪くなっていますからね。

 

 

最悪の事態を招く前に休み身体を回復させて下さいね。

休むことも仕事です。

そして、休みは取ろうとしないと取れません。

まずは、その意識を変えてみましょう。

 

 

意識を変えると意外と休むことができて、体の不調を改善できるなんて事例も少なくありません。

部下を信じ仕事を任せたり、周りの仕事を安請け合いしないとか、いい人をやめると言った行動を進めると、負担は軽くなっていきますよ。

 

 

適切な治療を施そう!

内科で散々調べても原因が分からなかった状態です。

そうなると、あなたの身体の痛みは心因性の可能性が高いでしょう。

納得がいかなくても一度、心療内科にかかり医師の意見を聞いてみてください

 

 

正しい治療を進めると、意外とすんなり痛みが引くこともあります。

悪化し続けて動けなくなる前に対処していきましょうね。

スポンサーリンク


スポンサーリンク