うつ病のカウンセリングの内容はどんな内容なの?

*当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

うつ病の方は心に様々な悩みや葛藤を抱えていますよね。

しかし、主治医に相談したくても時間が足りなかったり、うまく言葉にすることができない場合があります。

 

 

うつ病の方にカウンセリングという選択肢があるというのをご存知ですか?

ここでは私の体験も踏まえながら、カウンセリングについてご紹介します。

診察との違いは時間をかけて悩みをゆっくり聞いてくれること

診察との違い

精神科や心療内科の診察は国家資格を持つ医師が行います。

症状や困っていることを伝えると、主に薬の調整をして投薬の指示を出してくれますね。

 

 

しかし、診察時間は限られており十分に話を聞いてもらう時間がありません。

そんな時ゆっくり話を聞いてくれるのがカウンセラーによるカウンセリングです

 

 

カウンセラーとは国家資格ではなく、誰でも名乗ることができますが、きちんと専門課程を修了している臨床心理士の資格を持っている人もいます。

心のモヤモヤや色々な悩みを聞いてくれるのがカウンセリングです。

 

 

保険がきく病院で、自身が自立支援医療の体調となっている場合は、1回につき400円程度で受けることができます。

私は精神病院の主治医の指示のもとに病院でカウンセリングを受けているので、1回400円程度で受けています。

 

 

個人(民間)でカウンセリングをしている人もいますが、料金は1回につき数千円~1万円程度と高めです。

しかし、口コミなどで自分に合ったカウンセラーを見つけることができます。

 

 

私がカウンセリングを受けるようになったきっかけ

私は気分の落ち込みがひどく入退院を繰り返していました。

というのも家族との関係が良くなくストレスを軽減することが難しかったからです。

 

 

2回目の入院の時主治医より「じっくり話を聞いてもらうことが必要。カウンセリングを受けてはどうか。」と勧められました。

最初は2週間に1回のペースで、退院してしばらくしてからは月1回のペースで現在もカウンセリングを受けています。

 

 

私の場合は1回につき45分と決まっていますが、じっくりと話を聞いてもらうことができます。

また、診察と同じ日にカウンセリングがあるので、効率が良いです。

 

 

主治医とカウンセラーは連携しているので安心ですし、逆に伝えてほしくないことは黙っていてくれますので何でも話すことができますよ。

 

 

   

今の現状を何とかしたいと考えている人にはカウンセリングがおすすめ!

カウンセリングの具体的な内容

カウンセリングの基本様々な悩みを聞いてくれることです。

しかし、一方的に聞いてくれるわけではありません。

 

 

もちろん一人で抱えている悩みを打ち明けてスッキリすることができます。

それ以外に悩みを整理し原因をはっきりさせることができたり、自分に合った心理療法を提案してくれます。

 

 

そうすることで、自己否定や孤独感、不満や憎しみ、恐怖や不安など様ざまなネガティブな気持ちを少しずつ変えることができます。

そして、自分らしさや将来に関する展望など自信を回復していけます。

 

 

私が初めのころカウンセラーと話をした時は、うつ病を発症するまでの経過や仕事や家庭に対する不満、これからの不安なことについて話しました。

また、入院に至った経緯など思いつくまま話していました。

 

 

感情が高ぶって涙を流すこともしばしばありました。

カウンセラーはわたしの話を否定することなく、また必要なことはメモを取りながらじっくりと話を聞いてくれました。

 

 

うつ病について分かり訳す再度説明してくれて、今自分がどのような状態にあるかなど客観的に説明してくれました。

とりとめのない話を整理してくれたり、自分でも気づかなかったことを指摘してくれたりと話を聞くだけでなく適切にサポートしてくれました。

 

 

だんだん状態が落ち着いてくると、毎日の生活を記録して感じたことを記入しそれをもとに話し合うことも始めました。

そして認知療法という心理療法も行いました。

 

 

認知療法とは自分の考え方のクセを知り、別の考え方は無いか検討するものです。

カウンセラーが一覧表を作ってくれて、それに「起こった出来事」「自分が感じたこと」「なぜそのように感じたのか」「他の考え方は無いか」という事を記入しました。

 

 

その表を一緒に確認し、どのように考えればよいか話し合いました。

この事で自分の考え方が極端なことや、他の角度から考える事を体験することができました。

 

 

他にもリラックスする方法やその時々の日常の過ごし方や悩みなど何でも話ができて、アドバイスをもらっています。

まだ体調の浮き沈みがある私ですが、できているところはしっかり認めてもらえ、自信にもつながっています。

 

 

こんな感じで私にとってカウンセリングは第二のお薬のような存在です。

 

 

カウンセリングで大切なこと

カウンセリングには効果のある人とあまりない人があります。

症状が重く十分に思考を巡らせる状態にない人にはあまり向きません。

 

 

逆に自分の問題を意識し、不安を感じていたり何とかしたいと思っている人には効果があります。

また、自分の感情や体験について思いを巡らせることができる人に有効です。

 

 

そして、カウンセリングで一番重要なことはカウンセラーとの信頼関係です

これがどの程度かによって、カウンセリングの効果が全く違います。

 

 

何でも話せることが前提ですので、ちょっとでも「なんか違うなあ」と感じた場合は、カウンセラーを思い切って変えることも必要です。

私の場合は男性の方でしたが大丈夫でした。

 

 

カウンセリングは1回ですべての悩みが解決するものではありません。

悩みもうつの状態によっても違ってきます。

 

 

また、悩みや困りごとは、長い間の積み重ねが原因の事もあります。

場合によっては、幼少期までさかのぼって話し合う必要がありますので時間がかかります。

 

 

ですから短期間で答えを出そうとしないことが大切です

うつ病という病気は短期間では改善しないのですから、カウンセリングでも同じことです。

 

 

まとめ

カウンセリングはじっくりと話を聞いてくれる、一緒に考えてくれるものです。

今の自分を何とかしたいと思っている人にはカウンセリングがおすすめです。

気になった方はまず主治医に相談してみてください。

スポンサーリンク


スポンサーリンク