広島といえば、お好み焼きなどの食を始め、宮島や原爆ドーム、酒蔵など見どころ観光地もたくさんあります。カープファンの方は野球観戦も楽しみの一つですね。
広島県内は各地方に電車やバスが走っており、車がなくても一人で移動することが可能です。ただ時間はかかるので、時間がある方やゆっくり「旅」をしたい方におすすめです。
それでは、広島空港から電車でのんびり市内を旅したい方にオススメのプランをお教えしたいと思います!
いざ広島空港を出発!
広島空港からは、市内各方面へつながる電車の駅へ向かうためのバスがいくつがでています。今回利用するのは、「白市行」のバスです。空港から白市駅までは約15分。
空港内のインフォメーションカウンターでは、市内でバスや電車を乗り継ぐために使える地図やガイドマップなんかが置いてあるので、空港を出る前にゲットしておきましょう。ちなみにバスの時間もそこでチェックできるので忘れずに☆
そして・・一番大事なのが、外の天気をチェックすることです(笑)それによって最初の目的地を考えましょう。
晴れの場合、目的地は大久野島!大久野島とは、島中に「野うさぎ」が走り回る別名「うさぎ島」とも呼ばれる島です。
島には文化センターなんかもあるので、うさぎと戯れて島を散策して・・となると、やはり晴れの日がオススメです。雨や天気がパッとしない時は後述する市内を先に回るのが良いでしょう。
白市のバス停についたら、電車の駅を目指します。バス停からゆっくり歩いて10分くらいです。そこから三原駅へ、さらに大久野島へのフェリーが出ている忠海駅へ。乗る電車の方向は案内板を見て確認しましょう。
三原へは約30分、そこから忠海へもさらに30分なので、合計で1時間以上は見積もった方が良いですね。忠海のフェリー乗り場から大久野島へは約15分ほど。
「うさぎ島」では宿泊も可能なので、夕方着は宿泊、朝着であれば日帰りでもいいですね。
いざ世界遺産「宮島」へ!
さて、次は広島空港から宮島への行き方をご紹介したいと思います。実は広島空港から宮島へ行くのはとってもカンタンなんです。
まずは大久野島の時と同様、バスを利用して白市駅へ向かいます。そこから宮島行フェリーがでている宮島口までは乗り換えなしで1本です!とはいえ1時間以上はかかるのですが・・。
宮島口まで着けばあとはフェリーに乗るだけです。わりと頻繁にでているので、1便逃してしまっても心配ありません。
余談ですが、宮島は一人で行ってもわりと楽しめます。というのも、最近の観光客のほとんどは外国人で、1人で来ている人も多く声をかけると喜んで一緒に島散策してくれます。
そうでなくても町の人はフレンドリーですし、島は食事を始め神社内の観覧や島内の散策、さらにてっぺんまで行くと宮島のまわりを見渡せるキレイな景色に出会えます。
オススメ途中下車
白市駅から宮島口まで乗り継ぎなしなのですが、実はこの途中には広島駅を含め、時間があればぜひ下車してプラプラしてみて欲しいところがあります。
白市からたった2駅しか離れていない「西条」は、日本酒好きの方には何としてでも寄っていただきたいところです(笑)というのも、西条の街は酒蔵として有名だからです。
駅を降りて少し歩けば静かな通りにいくつもの酒蔵が並んでいて、日本酒の歴史や製造過程を学べたり、さらには試飲も可能で、気に入ればもちろん購入だってできます。
広島駅はもちろん広島のメインの駅です。新幹線の駅でもあり様々な人がやってくるのでお土産の種類も豊富です。広島駅に寄れば、広島中の名物を味わうこともできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。だいたい3日くらいあると、今回ご紹介するルートを余裕をもってまわれるのではないかと思います。市内とはいえ都会と比べるとまだまだ本数も少なく、1本逃すと次が30分後だったり、1駅逃すととんでもなく遠くまで行ってしまったり・・。
それから気を付けたいのが、いくつかの電車はドアの開け閉めがボタン式であるということです。自動ドアだと思って待っていると知らぬ間に乗るはずの電車が行ってしまったりなんて悲しいことも(笑)
旅にハプニングはつきものですが、時間があればハプニングも笑える思い出の一つとなります。楽しい旅にするためにも、ぜひ時間には余裕をもって旅を企画しましょう☆